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仕事はじめ [田舎暮らし]

冬休み最後の3連休は、山で過ごしました。 

いよいよ明日から仕事がスタートします。

痛みと強張りのため、手がうまく動かないし、足も自由にならない中でちょっと不安です。

山小屋のあたりは、数日前に降った雪が日陰に少し残っていました。

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夕方になって、買い物に出たついでに清泉寮に寄ってみました。

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標高1400mくらいになると、雪もかなり深いです。

        

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このテラスからは、八ヶ岳連峰の中心となる山々が見渡せます。

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こんなきれいな夕焼けがみられるなら、一眼デジタルを持ってくるんだったなぁ。

「買い物に行くよ。」って旦那ちゃんが言うから、買い物だけだと思っていたんだよ。

「夕陽を見に行くよ。」って言ってくれたらよかったのに。

           

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正月2日の山 [田舎暮らし]

朝日を浴びて紅色に染まる山々です。

       東には、朝日が昇る前の茅が岳

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       北には、三つ頭、権現岳。

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       西には南アルプス。甲斐駒ケ岳の頂は、ずっと雪雲の中。

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       地蔵ガ岳のオベリスクが雲間に浮かび上がる。

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       南には、雲ひとつない富士山。

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元旦の月食 [田舎暮らし]

元旦の月は満月。

早朝、4時53分頃に部分月食が見られるということだった。(←この時刻はまったく私の勘違いだった)

「起きられたら、起きてみよう。」はじめはそれくらいの気持ちだったけど、だんだん「、絶対見るんだ。」に、気持ちが変わっていった。

              分かるかな、左下の黒いところが部分月食になっている。

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目が覚めたのは、午前4時20分頃だったのだけれど、(本当はその頃が一番陰が大きかったのに)、外に出たのは4時41分頃。

漆黒の闇の中に、ぽっかり浮かんだ月が煌々と輝いていたよ。

外気温は氷点下5度。

寒さに耐えてシャッターをきった。

途中で、ISOが昼間の設定になっていたのを思い出して、あわてて1600にかえた。

ピークは過ぎてしまったけれど、なんとか陰らしきものが映っているのがうれしかった。

翌日のニュースによると、月食は、午前4時ころから始まって、食が一番大きくなるのは4時22分頃だったらしい。

ギリギリセーフの一枚となった。

それでも、正月元旦から、やるぞと決めたことができたのは、大人になってもちょっぴり嬉しいぞ。

この後、月は雲に隠れ雪がちらほら降り出してきた。

チャンスはね、一瞬なんだよね。


2010年今年もよろしく。 [田舎暮らし]

      

  明けましておめでとうございます。

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            ↑  金ヶ岳、茅ヶ岳から登る初日の出。奥には奥秩父連峰が連なる。

毎年、暮れから山小屋に籠るので、新年のご挨拶がおくれました。

今頃になってしまいましたが、今年もどうぞよろしくお願い致します。


年末、年始休業のお知らせ [田舎暮らし]

今年もあと二日を残すだけとなりました。

新しいPCの調子が悪くて(新しいはずなのになんじゃい?)サーバーの接続が切れてしまうことが時々あり、なかなかお返事が書けません。

winXPの入った古いPCは、なんとか、生き残っています。(古い付き合いだもんね、いい子だわ)

っちゅうことは、操作ができてない自分が悪いんじゃん?ということにもなりますが。

 

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月曜日に大学病院で検査したところ、関節炎だの腱鞘炎だのと思っていた痛みは、リュウマチと診断されました。

亡くなった母も長いことリュウマチで苦しみましたし、年の離れた姉も、ある時からリュウマチを発症して今でも痛みと戦っています。

医学の画期的な進歩により、昔に比べればリュウマチに効く良い薬があって、「完治に近い状態に戻せるよ。」とのお医者様の言葉に励まされました。

とはいえ、両手の指や手首が痛いというのは、家事ができず(いえ、これはできなくてもいいんですが、)洋服を着替えたり、楽器の演奏ができなかったり本当に困ります。

 

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年内は今日の記事を以ってお休みさせていただきます。

皆様には、たくさんの心やさしい励ましのコメント、また、叱咤激励をいただきまして、本当にありがとうございました。

心から感謝申し上げます。

来年も、どうぞ、よろしくお願いいたします。

皆様にとって、来年が良い年になりますようにお祈りいたしております。     


キラキラ輝く [田舎暮らし]

ログハウスの全面塗装が終わったとの連絡があったので、久しぶりに山小屋に行ってきた。

左手の具合がまだよくないので、ハンドルを握るのは怖かったけれど、行きたい気持ちは抑えられないんだ。

      

朝焼けの南アルプスを眺めるのは、何日ぶりだろう。

ここにいると、朝5時にはちゃんと目が覚める。

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やがて日が昇ると、白い頂が赤く染まるの。

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木々の間から、陽が昇り始めると、あたり一面輝きだすよ。

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前日の雨が凍って、何もかも真っ白。

これは、何?

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車の屋根の上だよ。

塗り替えられた山小屋は、見違えるほど鮮やかだった。

 

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輝きだした木々は、天然のイルミネーション。

どんなクリスマスツリーより素敵だな。

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昇った太陽が家の庭にも届くようになると、アルプスは霧の中に隠れていった。

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一日暇だったので、ゆっくり本を読んだ。

宮部みゆきさんの「孤宿の人」

山本周五郎を髣髴とさせる物語だ。

忙しいこの時期は、するすると心に入り込む文章が欲しくなる。

   

孤宿の人〈上〉 (新潮文庫)

孤宿の人〈上〉 (新潮文庫)

  • 作者: 宮部 みゆき
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/11/28
  • メディア: 文庫

後、二週間仕事がすごく忙しい。

お返事は、遅れるけれどみな様のサイトにはしっかり訪問したいと思っています。


曲がり道 [田舎暮らし]

この道は、まるでメビウスの輪。

 

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この曲がりの先に山小屋があります。

テラスでぼんやり道を眺めていると、

「歩かないと痩せちゃいますよぅ~。」などと、私に声をかけてお散歩をしていくご近所様がいます。

いいのよ、充分やせているんだから、なんて思いながらぼんやりしていると、また、先ほどの方が歩いて来るのです。

一周800メートルなんですが、大抵3回は手を振って通り過ぎていきます。

3周したら抜けられる迷い道だったのか。

 

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しかし、左側の藪にはイノシシが住んでいます。

ある日の早朝に、出荷直前のトウモロコシをたらふく食べて、地面を擦りそうなほどお腹を膨らませて歩くイノシシを見たことがあります。

旦那ちゃんは、飲み会に出かけていく夕暮れに、「フガフガ」する声を聞いたと言っています。

 

右側の松林には、腐った魚があちらこちらに吊るしてあります。

 山のお師匠様に聞いてみると、地蜂を追いかけるためだろうとのことでした。

昔は(今でも)、この辺では、地蜂の子を炒ってよく食べたそうです。

そうかもしれないけど、腐った魚は本当に臭くてたまりません。

すごく、臭いんです。

地主様なら我慢もしますが、地蜂追いを禁止している県外からやってきた人が、吊るしたままにしているらしいのです。 

この強烈な臭いに、地蜂どころか、夏を過ぎてもスズメバチが群がってしまって、はずそうと思っても恐ろしくて近寄れません。

困ったものです。

      ええ、困っているのは、私だけなんですがね! 

 

それでも、曲がり道は素敵。

左の藪が、夕陽に輝く池だったらもっと素敵。

歩いているのがイノシシじゃなくて、リスやウサギだったもっと楽しい。

赤毛のアンに言わせれば、

    でも、今その道には、曲がり角があるの。

     曲がり角のむこうになにがあるか、今はわからないけど、きっとすばらしいものが待っていると信じることにしたわ。

     それに道が曲がっているというのも、またなかなかいいものよ、マリラ。


     あの角を曲がったら、その先はどうなっているんだろうって思うもの。」

なんて、ちょっと好奇心があふれ出そうな道なんだもの。

今は、秋の野草がきれいです。

       ママコノシリヌグイ

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       山山椒

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      野菊

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       得体の知れない実

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迷い道から脱出した旦那ちゃんは、前の会社から持ち帰った書類や名刺を片付けていました。

ちょっぴり、寂しげだわ。

 

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まだ、ススキの穂も開かないうちにこんなに空が焼けるのは珍しい。

秋の夕暮れです。

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私もそろそろ復活だよ~。 [田舎暮らし]

旦那ちゃんの担当する地区が、北海道、東北と決まり、(これはお土産が期待できそう)来週からまたほとんど母子家庭になるので、3連休はお山でゆっくり過ごしてきました。

帰りの中央高速はかなりの渋滞でした。

いいお天気だったからお出かけした人が多かったのね。

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気がつけば十五夜も過ぎ、空にある月はすでに下弦の月。

田んぼも稲刈りが進み、後は脱穀するばかりなのだけれど、台風が来たり、稲の乾きが悪かったりするうちに、母子家庭状態に突入で、今年はお手伝いができません。<m(__)m>

     待っていたのに・ぃ・・・と案山子が言っています。

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お庭では、去年ご近所様から頂いた、「シュウメイギク」 の花が咲きました。

すごく楽しみにしていたのでうれしいわ。

     一重の花びらは肉厚で、気品があります。

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     こちらは八重の紫。なんとも愛らしい花です。

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野紺菊も全盛期です。

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少し露出を変えて撮ってみました。

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            やっぱり欲しいな、マクロレンズ。

さて、来週は、エレクトーンの発表会です。

5年目の節目なので、思い切って安藤禎央さまの、パーソナルから「キセキ」と言う曲にチャレンジすることにしました。約、6分30秒かかります。

この曲を演奏しようと決めたのは一年前。

一ヶ月、一ページずつ練習を進めるとして、9ページの曲を弾きこなすにはどうしたって一年は必要なんです。

突然8月に、「発表会の演奏曲は原則5分」とか、先生に言われたのですが、すでに演奏曲は決まっていたので、今回は見逃してもらうことにしました。

 

いつも、素敵なコメントをくださるberryちゃんが、ブログ部復活させるんだって。ほんとうかな?

それなら、わたしも入部希望しちゃうよ。

     レディちゃんが、「頑張ってね。」って笑っています。

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8月の花 [田舎暮らし]

今年は、天候が不順で山も豪雨に見舞われたところが多かったようです。

スキー場も立ち入り禁止区域がおおく、いつもなら、夏の高山植物で賑うリフトの下は、枯れ草で閑散としていました。

池の周りから山道を少し登ってみたけれど、道は深くえぐられて、むき出しになった地肌が痛々しかったです。

         池の周りには少しユリの花がのこっていました。

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そんな中でも、吾亦紅は元気にゆらゆらと、風になびいていました。

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私は、女郎花とおもうけれど、コキンレイカといわれる白山女郎花かもしれません。

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ナデシコもかなり傷んでいましたが、咲いていました。

秋の七草二つめ発見がうれしい。

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気になる花その①。

花びらの間から白いしべがゆらりとたれて美しい花。なんでしょう?

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気になる花その②

このはなは、山小屋の近くの畦でも良く見かけます。なんでしょう?

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家の庭には、数年前からカワラケツメイが群生しています。

しなしなと柔らかく抜けやすいので、放っておいたら今年はえらいことになりました。

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ずぅっと、ケツメイと思っていたのですが、ある日葉のつき方がちょっと違うことを発見。

ケツメイシカワラケツメイの葉は、互生しているのですが、こちらは対生しています。しかも、非常に大きくて逞しいの。

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このお方は、もしや、ネムノキさま?

抜かなくてよかった!

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毎年咲いています。ウツボグサ

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ピンク色の可憐な花を咲かせるチダケサシ

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草刈りされても生き残るイヌゴマ

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今年はウリ坊にあらされて、絶滅かと思われた山ゆりですが、少し蕾を持ちました。

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コバギボウシは少しずつ株が増えています。

初めて蕾を持ちました。

花が咲くのはこれからです。

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大事な花を忘れていました。

キレンゲショウマ

7月からずっと蕾のままですが、ちょっとずつ大きくなってきました。

1890年に矢田部良吉さんが日本人として初めて新属を発表した記念すべき種(夏の野草 山と渓谷社より)だそうです。

花はぐるぐるねじれて咲くそうなのでとっても楽しみにしています。

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長い夏休みももうすぐ終わります。私は、ぼちぼちお仕事の準備を始めています。

旦那ちゃんのお仕事は、いよいよ危なくなってきました。

選挙には必ず行こうと思っています。    


お山は秋の気配がちょっぴり。 [田舎暮らし]

久しぶりに山に行ってきました。

お盆も過ぎたと言うのに、高速道路は相変わらずの混みようでした。

 

田んぼの上を吹く風には秋の気配が漂います。

昼間は30度を越えても、暗闇が訪れる頃の外気温は15度まで下がりました。

もう、肌掛けだけでは寒いくらいです。

 

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今年は天候が不順だったので、稲穂もやっと出てきたところです。

長老様から、

「収穫は10月にずれ込む予定、お手伝い今年もよろしく。」

とのご挨拶をいただきました。

はい、もちろん今年もお手伝いさせていただきますよ。

 

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夏の間は、早起きをするものだけしか山を見ることはできません。

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富士山も、薄ぼんやりと姿を見せ始めたので、秋もすぐそこまでやってきているようです。  

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田んぼの一周は、約800メートル。

梅雨の下りた葉っぱで、まだ眠りから冷めない蝶々です。

      すごく小さなシロチョウだったので、ヒメシロチョウかと思います。

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      モンキチョウ

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スキー場で見つけた蝶

始めてみる蝶なんだけど、ヒカゲチョウかクロヒカゲかしら。

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今回は、旦那ちゃんのお友達が泊まりに来たよ。

びっくりするわ、こんな車でくるなんて。

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