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城ヶ島で出会った花たち [花・木]

 あんまりきれいな写真ではないけれど、はじめてであった花たちです。

夜になると花が咲き、優雅な芳香を放つとか・・・昼間だったからしおれています。

今の私のよう・・・・・・

はまゆう

 

名前は分からないけれど、清楚できれいな白い花です。こぎん様、この花は何?

 

最後は元気の出る真っ赤な花。私は、「モーモー牛さん。」しおれたときはやっぱり赤です。

いろいろなサイトで今年良く見かけましたね。

 アメリカデイゴ(海紅豆)

 


 

某新聞のブックモニターに当たり、「メタボラ(桐野夏生)」を読んでいます。

>タイトルは「新陳代謝」を意味する「メダボリズム」の造語。自ら記憶を塗りかえ、理想を追い求めて 生きようとする者たちの孤独な冒険を描く。(朝日新聞社・2100円)(2007.08.02紙面掲載)

 

メタボラ

メタボラ

  • 作者: 桐野 夏生
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社
  • 発売日: 2007/05
  • メディア: 単行本

 

いくつかあったモニターの中からなぜ桐野さんを選んだのかと言えば、一番は装丁の見事さという単純さ。

この配色、本の重み。それだけでも手に入れたくなります。

読み終わったらもらえるのかしら?返却とは書いてなかったよな?

>記憶を失った「僕」は、何かから逃げるべく沖縄の森の中をさまよっていた。そんなときに出会った、宮古島出身でひたすら陽気な昭光から「ギンジ」という名前をもらった僕は、ゼロからの自分探しの旅に出る。

しかも、これは、立派なサスペンス物語と思い込んじゃった。

でも、最初の数十ページを読んだところで、本を投げ出したくなりました。600ページという小説の長さではなく、今時の若い人の考え方(作者の言いたいところでもある)、会話の繋がりの不自然さについていけませんの。

もし、立ち読みしたのなら「さようなら~。」しちゃったかもしれない・・・・・

それは、自分が年をとったせいなのか、あまりにも保守的な物の考え方になっている自分に気がついちゃったからなのか。

この本は、新聞連載小説です。

作家が新聞小説を書くときは、まわりの状況(社会面や政治や風潮など)の変化で内容も変わっていくものなのか、それともはじめにしっかりとした構想があって、世間のどんな反応や批判にもその信念は反映されないものなのか、考えさせられています。

と言うのも、読んでいくうちに、最初に「あれ?つじつまが合わないな。」と思ったことが、後になって、回想という形で付け加えられたり登場人物の言葉で弁解にも思われるように語られるからです。

こういうのって、連載で読んでいるときは気がつかないのでしょうね。次ぎはどうなるのぅ?ってそればかりきっときになっちゃうから。

文句言いながらも、なぜか読み続けています。朝連ドラモード全開です。 

 

 


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風の又三郎

赤い花は南国系ですかね? 目に鮮やか~ ^-^
桐野夏生さんの小説は興味があって、機会があれば読んでみたいと思っていました。 初めて読む作家の場合、どの作品を読むかは重要ですよね。
それ次第で、もう読まないか、好きな作家の1人になるかの分岐点。
「メタボラ」は、実は読みたい作品だったのですが・・。
by 風の又三郎 (2007-09-07 23:14) 

たいへー

600ページですか!?
私だったら見ただけで、「ひつじモード」ですね。
寝る前の一冊になる事でしょう。(zzz・・・
by たいへー (2007-09-08 08:49) 

葉っぱ博士~、指名料高いですよ~(^u^)
かんべんしてください~~、この村にはお花博士がいっぱいいます・・・。
私はちょう~初心者・・・いつまでたっても迷いの域から脱せません。
白いのはわからないけど・・・紅いのはわかります。
白ちゃん、ガザニア似ですが・・・。ガザちゃんだけでもたくさんの色・種類があるようです。
桐野夏生さん、読み終わる頃には、もう虜になっているかもしれませんよ~~。
どっちか分かれそうな個性ある方ですね。
by (2007-09-08 10:10) 

kaoru

mamireさん、おはようございます。
お花、綺麗ですねぇ〜
赤は、元気がもらえていいですね!
メタボラ、私も手にして食欲ばかりじゃなく(笑
読書の秋と言うのも楽しんでみようと思います。
by kaoru (2007-09-08 11:07) 

タックン

こんにちは。
はまゆうって 花の咲き方が面白いですね。
横須賀市の「市の花」に指定されていると聞いたことがあります。
ブックモニター、やってみたいけど・・・読む時間がないかも^^
桐野夏生さんは『OUT』を読んだことがあります。 
『メタボラ』の装丁、確かにインパクトがありますね~
by タックン (2007-09-08 14:17) 

ぶんじん

モニターの「感想文」はブログで紹介、なんてスタイルだったりするのかな?
「いまどきの若い人…」か、わかります、その気持。言葉遣いというよりも論理構造が違っているんじゃないのかと思っちゃいますよね。
by ぶんじん (2007-09-08 15:25) 

MARI

桐野夏生さんの作品は読んだ事がないのですけど、
まずは立ち読みして確認したい、って思いました。
その後、買いたくなるかは分かりませんが…。
ハマユウの香り、すごく気になります。
海なし県在住だから、こちらは確認が難しそうです。
by MARI (2007-09-08 17:03) 

まつきち

お花きれいですね。
咲いているとついつい写真撮っちゃいますね。

しばらく読書していない…
まだ読み途中の本まである…
まずはそこからかな。
by まつきち (2007-09-08 19:36) 

berry

↑ん?なんか取締役どのに似てらっしゃる方が続いて . . .
赤い花可愛いですね。
連載で読んでから本で読む。たぶんそ〜なんだろうな、わたしは。
でも、わたしはドラマでも本でも話でも何でも結論が先。
後ろから読むのぉ〜〜。(笑)
だから連載の方が本当は合っているのです^^;
by berry (2007-09-08 20:34) 

ムーミン

何気ない花に心惹かれる事って、ありますよね。
咲き方が面白い花たちですね。名前はこぎんさんにおまかせ~♪
桐野夏生さん、読んだらはまりそうですね。
今度読んでみます~。
by ムーミン (2007-09-09 10:39) 

amane

赤いお花 楽しいですね 
あっかんべぇってしてるみたいです 
桐野さんの作品は まだ拝読したことがありません 
今は内田さんと東野さんの作品ばかりかな♪ 
by amane (2007-09-09 21:44) 

atom

はまゆう、いつ見ても美しくないなと思ってましたが、夜に咲くんですね。
どんな香りなんでしょうね。
by atom (2007-09-09 23:53) 

お花綺麗です~~!
いつも綺麗なお花を紹介してくださってありがとうございます!
いつも癒されています♪
赤いお花もすてき♪
桐野夏生さんの本は1冊しか読んだことがないのです。
でも、機会があれば読んでみたいな~~
読書大好きなんです・・・。今はなかなかできませんが・・・。
読んでる途中の本もなかなか続きがよめません(笑)
by (2007-09-10 01:43) 

スカビオサ

mamireさん、おはようございます~
秋の夜長、私も本を読みたい気分なの。
そう思って本屋さんへ足を運びましたが、結局読みたい本に会えずに
そのまま帰りました~。
長編のサスペンスとか大好きなんです。
by スカビオサ (2007-09-10 09:54) 

mamire

>座敷わらしっこ様。
桐野さんの作品は、映画でOUTを見ました。
サスペンスものが大好きなので魅かれたのですが、相性ってありますよね。
でも、モニターですから、ちゃんと読まなくちゃ。
今時の若い人の考え方なら、こんな生活も有りかもしれませんよ。
ぜひ、読んでみてくださいね。

>たいへー様、同感です。
良い睡眠導入になりますから、眠れない夜にお勧めです。
600ページっていつ終わるのかしら。
もう、モニター締め切り過ぎそうです。

>こぎん様、
うわっ!
指名料高そうですな。
白ヤマブキの種なんていかがです?

ガザちゃんですか。
ちょっくら調べてきます。
いつもありがとうございます。

>kaoruさま、
秋の夜長にぴったりの一冊ですね。
私は、食い気より眠気ですの。
持ち歩くにも重いし。
華奢な腕が折れそうです。f(σσ*)プッ
by mamire (2007-09-10 14:11) 

mamire

>タックンさま、
「はまゆう」は横須賀の花でしたか。
山の世界にいるとなかなかお目にかかれない花ですね。
優雅で、素敵な香りの花でした。
わたしも、OUTは映画で見ました。
すごく、興味深かったです。
すごく世間を見ている方だと思いましたわ。
若者の一文化に触れた気がします。

>ぶんじん様、
おっしゃる通りなの。
私は、もう、時代遅れなのかな。
一回あっただけの男を平気で自分の部屋に泊めちゃう女の子って信じられませんが、本当にいるの?
これでは、犯罪がなくならないはずですよね。
モニターは、はがきで回答です。
ブログで回答だったらもう終了なのにな。

>MARIさま、
立ち読みするには重過ぎるかもよ。
お買い物バック片手には、ちょっと無理です。
ちょこっと、本屋に行ったらごらんくださいませ。
でも、読み出したらとまらない、カッパえびせん~♪状態です。
by mamire (2007-09-10 14:20) 

mamire

>まつきち様
はい。お花があればつい、カメラを・・・・
体感する方のも大事だけれど、なぜかカメラですね。
私も、読みかけがいっぱい。
気分によって読み分けています。

>berryさま、
そうなんだ、後ろから読むお人でしたわね。
それじゃ、連載ものは、読み続けちゃうでしょうね。
berryさまのように進歩的ですと、桐野さんはすごくあうかもよ。

>ムーミン様、
名前が分からないと、心に隙間ができてしまいます。
それで、名前調べに時間がいっぱいとられて、大忙し。
なのに、次から次へと忘れてがっかりです。

>amaneさま、
わたしも、内田様と、東野様は、大好きです。
モニターは好き嫌いがいえないので、ジャンルが広がっていいかな。
ぜひ、桐野さまもお試しください。
by mamire (2007-09-10 15:44) 

e-g-g

新聞のブックモニターですか、そういうのがあるんですね。
で、回収されたモニター意見は、どう使われるんでしょうね〜
“今時の若い人の考え方、、、についていけない”
という読者が多数いるから、次回の作品ではその辺のところを、、、
などと作家に告げることもないでしょうし。。。

花音痴のワタシ。
最後の真っ赤な花は、はじめて見ました。なんでしょう?
はまゆう は かろうじて分かりまっす。
by e-g-g (2007-09-10 16:17) 

mamire

> e-g-g さま
お名前がいつやら、変わったのですね。
気がつかなくてすみません。
やっぱり、アイコンで判断しちゃっているのかしら。
アイコンてインパクトがあるのですね。
私は、アスパラ倶楽部っていうのに参加しています。
イベントやプレゼントもあるし、新聞のアンケートもあります。
ブックモニターに当たったのは初めてですが、いろいろなジャンルの本が読めるのはいいです。

それにしても、一回あっただけの男性二人を、一人暮らしの女性が普通家に泊めます?
たまたま、食堂で隣に座っただけの見ず知らずの男の子を知り合いの職場に仕事を紹介できます?

それは、沖縄だから許されるのかしら。
e-g-g さま、ぜひ読んで感想を教えてください!
by mamire (2007-09-10 23:42) 

mamire

>atomさま、
私もハマユウが夜の花だなんてしらなかったの。
夜の海辺を歩くなんて怖いです。
atomさんは、どこでご覧になったのかしら。

>りすあすさま、
長い時間かけて書いたコメレスが、いつの間にか消えていました・・・
あ~、おっちょこちょい。
今は、自分の時間がなかなか取れないことでしょう。
子育て中は、時間のありがたみを感じちゃいますね。

>スカビオサ さま、
せっかく足を運んだのに、桐野様は目立ちませんでしたか。
ぜひ、ぜひ、お読みください。
お若いスカビオサ さまだと、同感できるところもあるやもしれませんわ。


COCOさま、xml_xslさま、小父蔵さま、caritas様、DSilberlingさま、春分さま、
niceをありがとうございます。
by mamire (2007-09-11 00:27) 

前にこの花を写してたのよね?
ハマユウだったんだ。。印象的だったんだけど 名無しだったの。
これですっきり~*^^*
by (2007-09-12 16:17) 

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